カンキツの品種を迅速かつ簡便に識別可能なDNA検査法を確立

この度、岡山大学、農研機構、愛媛県農林水産研究所と共同で、
真核生物のゲノム中に存在するレトロトランスポゾン配列を解析することで、
カンキツの品種を正確かつ簡便に識別可能な DNA マーカーを開発しました。

さらに核酸クロマト紙を用いた DNA 検出法を導入することで、
DNA 増幅後 15 分間の反応で品種識別の DNA 検査が可能な手法を確立しました。


本研究で開発した手法は国産ブランド品種の保護や競争力強化、
偽装表示や侵害物品の取り締まり等に向けた有効な DNA 検査法となることが期待されます。

詳細は以下のプレスリリースをご確認ください。
【岡山大学 プレスリリース】
【株式会社ニップン プレスリリース】

■本研究成果
A target cultivar-specific identification system based on the chromatographic printed array strip method for eight prominent Japanese citrus cultivars

【問い合わせ先】
株式会社ファスマック 事業開発部
TEL:046-280-5952  E-Mail:rdu@fasmac.co.jp