動物検査事業

現場のニーズに応え、経済動物としての生涯を全うさせたい

BSE(牛)、豚熱(豚)、鳥インフルエンザ(鳥)に代表される家畜伝染病は、感染すると殺処分・全廃棄が義務付けられます。直近では鳥インフルエンザの流行が記憶に新しいですが、殺処分数は過去最多となる1771 万羽に至りました。生産者の方々の心情は計り知れず、殺処分される動物たちを思うと心が痛みます。弊社では動物用検査法、検査試薬の開発に取り組んでおり、微力かもしれませんが伝染病の感染拡大防止に向けて、協力できればと考えております。

牛のリンパ腫を発症するがん診断技術の開発

家畜伝染病予防法が指定する伝染病のうち、届け出数が最多となるのが牛伝染性リンパ腫です。すでに日本の牛の35%が牛伝染性リンパ腫ウイルス(Bovine Leukemia Virus : BLV)に感染していると言われており、国も対策に追われています。そして発症した場合には、と畜場法に定められた措置として枝肉・内臓等、すべての部分が廃棄対象となります。
しかしながら既存の診断方法は感染しているか(陽性)、していないかの判断に留まり、発症するかどうかの判断はできないため、食肉センターではじめて発症が確認され、廃棄処分になるというケースもあるようです。生産者としては陽性と知ったところでどうにもできず、現状の診断方法では生産者のニーズに応えておりません。そこで弊社は北海道大学、国立感染症研究所、岩手大学とともに牛伝染性リンパ腫の早期発症診断法を開発し、本格的な実用化に向けて取り組んでおります。

ヨーネ病関連試薬の販売

弊社では家畜伝染病に指定されているヨーネ病に特化した試薬をご用意しております。ヨーネ病はヨーネ菌に感染して起こる病気で、慢性的な下痢、乳量の低下などを引き起こす国の法定伝染病に指定されている病気です。法定伝染病の中で発生数も多く、経済的被害も大きいとされてます。
国のマニュアルと本試薬による検査を併用してただくことで、被害を最小限に食い止め、早期清浄化に貢献できることを強く望んでおります。とともに牛伝染性リンパ腫の早期発症診断法を開発し、本格的な実用化に向けて取り組んでおります。
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