サンプル調製方法とご依頼の流れについて

サンプル調製方法について

  1. F側もしくはR側いずれか一方の5’末端に蛍光付加したプライマーにて、PCRを行ってください。
    なお、 identifiler,PowerPlex,MSI,MLPAサンプル等のPCR kitをご使用の場合は、
    kitのマニュアルに準じた方法で作業してください。
    ※使用可能な蛍光Dyeは、下記をご参照ください。
    ※蛍光プライマーは、DNA受託合成サービスよりご注文可能です。詳細は下記をご参照ください。
  2. お客様がお持ちの機器にて、PCR反応液の電気泳動を行って下さい。 その電気泳動画像にマーカー濃度から算出される各PCR産物の濃度を、 概算で構いませんのでご記入いただき、PCR反応液と共にご送付下さい。 (PCRバンドが複数ある場合は、そのうち一番高い濃度のバンドのみのご記入で構いません)
    ※上記につきまして、Identifiler kit、PowerPlex kit、MLPA kit等のPCR kitを用いた場合、 電気泳動画像の送付は不要です。
  3. PCR産物を原液のまま10μlご送付ください。なお、溶液はアルミホイル等で蛍光遮光してください。
注) 送付用のサンプル容器は、スタンダードプランの場合は8連チューブに、プレートプランの場合は、プレートをご使用いただきますようお願いします。
<重要1>
弊社でのサンプル調製は、送付いただいたサンプルの中で、
最も強いピーク強度のあるサンプル(PCR産物の濃度)に合わせて一律で希釈を行って、泳動を行っております。
その際、ピーク強度が弱いサンプルにつきましては、特にサンプル濃度を上げて(希釈倍率を下げて)再度泳動することはございませんので、予めご了承ください。
サンプルの濃度がサンプル間で大きく異なる場合、ご依頼を分けていただけますと幸いです。
<重要2>
プレートプランにて送付いただく場合、プレートシーラーが圧着されておらず、サンプルの液漏れや蒸発が 見られる場合があります。
プレートウェルの縁がはっきり浮き出るようにアルミシーラーをしっかりと圧着し、緩衝材を敷き詰めた状態で、 天地無用にてお送りください。

ご依頼の流れについて

ご依頼の流れにつきましては、下記をご参照ください。