【シーケンス解析サービスにおけるデータ報告方法変更のお知らせ-第2弾-】

より長く、より鮮明に、より正確に。
サンガーシーケンスを、次の品質へ。

いつもファスマックのシーケンス解析サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

ファスマックシーケンス解析サービスでは、2026年12月7日(月)ご依頼分より、
Fast Run(旧:1時間Run)と、Smart Deep Basecaller(SDB)を利用できるLong Run(旧:2時間Run)を、
用途に応じてお選びいただけるようになります。あわせて、Long Runの追加料金を廃止いたします。

今回の変更点

新しいベースコーラー

Smart Deep Basecaller(SDB)

サンガーシーケンスの解析結果を向上させ、波形の確認にかかる時間の短縮を可能にする、新しいベースコールアルゴリズムです。

5’末端・3’末端の品質向上や、混合塩基などのより正確なベースコールが期待されます。

Fast Run・Long Runを選択可能

Long Runの追加料金 0円

納期を優先する場合はFast Run、長く高品質なリードを確認したい場合はLong Runをお選びいただけます。
Long RunではSDBにより、従来方式よりさらに長い高品質リードが期待されます。

ログインサイトで、よく利用するRunのデフォルト設定も可能です。

SDB導入による改善ポイント

SDB × Long Runで、より長く
高品質なリードへ
リード長の目安 最大 約1,300 base うちQV20以上 約1,100 base ※弊社標準サンプルでの確認結果
1

長い高品質リードの取得

QVによるトリミング後も、より長く高品質なリードの取得が期待されます。

2

ベースコール精度の向上

Dye blobや混合塩基などに対するベースコール精度の向上が期待されます。

SDBによるリード長とベースコール精度の向上

KB BasecallerとSmart Deep BasecallerのQV20連続リード長比較
QV20連続リード長の向上

Thermo Fisher Scientific社の評価(3730、Long read seq=Long Run)では、SDBが従来方式を12%上回っています。
※弊社保有シーケンサーは3730のみです。

Dye blob領域におけるSmart Deep BasecallerとKB Basecallerの比較
Dye blob領域におけるベースコール精度の向上

Dye blobの影響がある領域において、左図SDBと右図KB Basecaller(従来方式)のベースコール結果を比較しています。SDBでは正しいベースコールが示され、KBでは複数のエラーが示されています。

その他、SDBによる精度向上が期待されるケース

混合塩基、N-1 peak、mobility shiftなどのアーティファクト、およびヘテロIn/Delを含む領域へのベースコール精度の向上が期待されます。

出典:Thermo Fisher Scientific Smart Deep Basecaller
© 2025 Thermo Fisher Scientific Inc. Used under permission.

Fast Run・Long Runを用途に応じて選択可能

Fast Run (旧:1時間Run)

短いPCR産物や限定した領域の確認、納期を優先する場合に適しています。

リード長の目安 最大 約900 base うちQV20以上 約750 base

Long Run (旧:2時間Run)

Smart Deep Basecaller(SDB)を追加料金なしで利用できます。長く高品質なリードを確認したい場合に適しています。

リード長の目安 最大 約1,300 base うちQV20以上 約1,100 base
SDB対象 Long Runのみ
Long Run料金 追加料金 0円
報告時刻の目安 Fast Runは各コースの納期に準じて報告します。Long RunはFast Run終了後、順次解析・報告します。
開始日 2026年12月7日(月)
ご依頼方法 Webサイトでのご依頼時に「Run type」からFast Run・Long Runを選択できます。よく利用するRunをデフォルト設定することも可能です。

ご利用前にご確認ください

・最大長、QV20以上の塩基数、品質やリード長の改善度合いは、得られた波形データの品質により異なります。

・記載の数値および比較結果は目安であり、すべてのサンプルで同等の結果を保証するものではありません。

・ベースコールは、検出された波形データをソフトウェアで解析し、塩基配列へ変換する処理です。必要に応じて、報告された配列と波形データをあわせてご確認ください。

ご依頼方法はご依頼の流れページをご確認ください。

お問い合わせ先

株式会社ファスマック
バイオ研究支援事業部 シーケンス解析
TEL:046-281-9902
E-mail:seqsupport@fasmac.co.jp