【シーケンス解析サービスにおけるデータ報告方法変更のお知らせ-第1弾-】

いつもファスマックのシーケンス解析サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

2026年9月15日(火)より、シーケンス解析サービスにおけるデータ報告方法を変更いたします。

今回の変更では、シーケンサーから取得されたデータをより確認しやすく、用途に応じて活用いただけるよう、サンプル種別に応じた報告方法へ見直しいたしました。

主な変更点とメリット

  • サンプル種別に応じたカット方法でご報告します
    ・Plasmidはカットせずにご報告します
    シーケンサーから出力されたデータをカットせずにご報告するため、解析後の波形や配列をより広い範囲で確認できます。
    ・PCR産物はPCR末端でカットしてご報告します
    PCR末端が自動認識された場合に末端カットを適用します。PCR末端が自動認識されない場合は、カットせずにご報告します。
  • ベースコール方法を選択できます
    ご依頼時に、標準コール、Nコール、混合塩基コールから用途に応じたベースコール方法を選択いただけます。Nコールや混合塩基コールを選択することで、品質値や複数ピークを考慮した配列確認が可能になります。

選択可能なベースコール方法

ベースコールとは、シーケンサーで検出された波形ピークをもとに、A/T/G/Cの塩基配列へ変換する処理です。ご依頼時に以下の方法を選択いただけます。
なお、各ベースコール方法はソフトウェアによる自動判定であり、波形の状態やピークの重なり方によっては、 出力結果のご確認が必要となる場合があります。
最終的な配列判断は、必要に応じてお客様ご自身で波形データをご確認ください。

D

標準コール

各位置で最も高いピークを塩基として出力する、標準的なベースコール方法です。

通常の配列確認標準形式
N

Nコール

QVが15未満の品質の低い塩基について、A/T/G/Cではなく「N(不明)」として出力する設定です。

低品質領域の区別不明塩基を明示
M

混合塩基コール

複数の塩基が混在している可能性がある箇所を、混合塩基として出力します。主ピーク以外にも十分な高さのピークが検出された場合、IUPACコードを用いて表現します。

SNP候補確認混合テンプレート確認
Nコールの表示例
Nコールの表示例。低品質領域がNとして表示されているシーケンス波形の例。
混合塩基コールの表示例
混合塩基コールの表示例。複数ピークに基づく混合塩基表示を含むシーケンス波形の例。

ベースコール方法の選択方法

9/15(火)以降、ご依頼時に注文画面の「ベースコール方法」から、標準コール、Nコール、混合塩基コールのいずれかを選択できます。

注文画面のベースコール方法選択欄。標準コール、Nコール、混合塩基コールから選択できます。

ご使用するベースコール方法のデフォルト設定も可能です。(未設定では標準コールが選択されます)
※9/15(火)以降ログインサイトのユーザー登録情報変更ページより設定が可能となります。

ご注意事項

PCR産物末端カットはソフトウェアによる自動認識で行うため、波形の状態、シグナルの減衰、末端候補が複数ある場合などには、意図した位置でカットされない場合があります。
PCR末端が自動認識されない場合は、カットせずにご報告します。Plasmidはカットせずにご報告します。サンプル種別に応じて報告方法を適用するため、ご依頼時のサンプル種別は正しくご指定ください。
ファスマックでは、シーケンス解析サービスの利便性向上と安定したデータ提供を目指し、解析工程および報告方法の改善を進めてまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
ご不明な点等ございましたらこちらまでお問い合わせくださいませ。Mail:seqsupport@fasmac.co.jp